Web系エンジニアを目指すなら、 ポートフォリオはかなり重要 です。
しかし、よくある失敗があります。
それは、 とりあえず何か作れば評価されると思ってしまうこと です。
実際には、ただ作っただけのアプリでは評価されにくいです。 大事なのは、採用担当者やエンジニア面接官が見たときに、 「この人は実務を意識して作っているな」と感じられることです。
この記事では、ポートフォリオを作る前に確認すべきチェック項目をまとめます。
1. アプリの目的が明確か
まず確認すべきなのは、アプリの目的です。
以下の質問に答えられるでしょうか。
- 誰のためのアプリか?
- どんな課題を解決するのか?
- なぜそのアプリを作ったのか?
たとえば、単に「掲示板アプリを作りました」だと弱いです。
それよりも、 未経験エンジニアが学習記録を投稿し、他の人の学習内容を参考にできるサービスを作りました。 のように言える方が強いです。
2. 基本機能が入っているか
ポートフォリオには、最低限以下のような機能があると良いです。
- ユーザー登録
- ログイン
- 投稿作成
- 投稿一覧
- 投稿詳細
- 編集
- 削除
- 検索
- バリデーション
- レスポンシブ対応
全部入れられなくても問題ありません。 ただし、CRUD処理はかなり重要です。
CRUDとは、以下の4つの操作のことです。
- Create:作成
- Read:表示
- Update:更新
- Delete:削除
Webアプリの基本なので、できれば入れておきたいです。
3. データベースを使っているか
ポートフォリオでは、データを保存できることも重要です。
フロントだけのアプリでも悪くはありませんが、Web系転職を目指すなら、 DBを使ったアプリの方が評価されやすい です。
たとえば、以下のようなデータをDBに保存します。
- ユーザー情報
- 投稿内容
- カテゴリ
- コメント
- いいね
おすすめは、PostgreSQLやMySQLです。 PrismaなどのORMを使うと、DB操作も整理しやすくなります。
4. デプロイしているか
ポートフォリオは、ローカルで動くだけでは弱いです。
できれば、誰でも見られるように公開しましょう。
おすすめは以下です。
- Vercel
- Railway
- Supabase
- Render
- Netlify
面接官がURLを開いてすぐ見られる状態にしておくと、かなり印象が良くなります。
5. GitHubが整理されているか
GitHubも見られる可能性があります。
以下を確認しましょう。
- 不要なファイルが入っていない
- READMEがある
- コミット履歴がある
- 環境変数を公開していない
- ディレクトリ構成がわかりやすい
- コードが最低限整理されている
特に、.env をそのまま公開するのは危険です。
APIキーやDB接続情報は絶対に載せないようにしましょう。
6. READMEを書いているか
READMEはかなり大事です。
最低限、以下を書きましょう。
- アプリ概要
- 作成背景
- 使用技術
- 機能一覧
- URL
- 画面イメージ
- 工夫した点
- 苦労した点
- 今後の改善
- 環境構築手順
READMEがあるだけで、 「ちゃんと説明する意識がある人」 として見られやすくなります。
7. 面接で説明できるか
最後に一番大事なのが、説明できるかどうかです。
以下の質問に答えられるようにしましょう。
- なぜこのアプリを作ったのですか?
- なぜその技術を選んだのですか?
- 一番苦労した実装はどこですか?
- セキュリティ面で意識したことはありますか?
- 今後改善するとしたら何をしますか?
作っただけで終わるのではなく、 自分の言葉で説明できる状態にすること が重要です。
まとめ
ポートフォリオ作成前に確認すべきことは以下です。
- 目的が明確か
- 基本機能があるか
- DBを使っているか
- デプロイしているか
- GitHubが整理されているか
- READMEを書いているか
- 面接で説明できるか
ポートフォリオは、ただの作品ではありません。 転職活動では、 自分の実装力と思考力を見せる資料 になります。
次の記事では、実際に評価されやすいポートフォリオの作り方を、より具体的に解説します。